流通業界でいま旬のテーマと言えば、瑕疵保証サービスが挙げられるだろう。昨年東急リバブルが導入したことで業界の注目を集め、流通大手に続き、電鉄系や信託銀行系、店舗展開する地域業者なども取り組み始めた。自社保証のほか、国土交通省が認可した既存住宅売買瑕疵保険を採用するなど内容は多彩。消費者が中古住宅の売買に求める『安心感』に応えるサービスとして、各社PRに努めている。一方で業界からは、費用負担の重さに苦悩する声や、そもそも仲介業者として瑕疵担保責任を負うことの是非を問う声も上がっている。瑕疵保証サービスは、業界のスタンダードとして定着していくのだろうか。
この記事は有料記事です。 残り 3708 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。
(※⼀部有料会員限定ページあり)