Matterport(マーターポート、米国・カリフォルニア州)は、同社のクラウドプラン契約利用者向けとして、建物データを構築管理する「BIM」(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の活用に関し、その時間とコストの削減に期待できる新たなサービス『Matterport BIM File』を開発した。
任意のBIMアプリに取り込めるBIMファイルを数日で入手できる。3D(3次元)カメラ『Matterport Pro2』を用いてキャプチャーした仮想空間と現実空間の両データを融合する「デジタルツイン」を、ボタンのクリックだけで、BIMファイルに変換する仕組み。
また、機能の拡張として、Autodesk(米国・カリフォルニア州)が提供するBIMソフトウェア『Revit』とつなげられる新たなプラグイン『Matterport Plugin』も同時に開発した。これを活用することで利用者は、『Matterport BIMFile』を『Revit』にアップロードでき、建設や設計企画の様々な段階の情報を作成して管理もできる。
