グリーン建築推進協議会(東京都渋谷区、井上幸一会長)はこのほど、グリーン建築認定員と認定店の募集を開始した。
グリーン建築とは、新築住宅の場合は再生可能な循環型資材を活用し、地球環境に貢献する建築物を指す。(1)木造住宅であること(2)長期耐用住宅として耐え得るような素材、工法の工夫があること(200年住宅での50年後買い取り保証のシステムが基準)、が条件だ。更に、新築には(1)構造材が国産材であること(2)構造材が自然乾燥材であること、またリフォームには(1)補強する構造材の15%以上古材を使用していること(2)化粧材として古材を使用する場合は内壁に露出する化粧材の30%以上使用していること、といった条件も求める。
認定員になるには、職業技能振興会の認定資格者「伝統資材施工士」や、「古民家鑑定士1級」ほか建築関係の公的資格を有したうえで、講習を受け試験に合格することが必要。認定店の基準は、グリーン建築のモデルハウスを備え、かつ役員会の承認を得ること、としている。
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