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たまプラ―ザ駅前に定借分譲マンション シニアの住み替えの受け皿に 東急電鉄

 東急電鉄(東京都渋谷区)は6月から、東急田園都市線たまプラ―ザ駅前の社有地で建設を進めている定期借地権付き分譲マンション「ドレッセたまプラ―ザテラス」の販売を開始する。
 同物件は、東急沿線で同社が進める「次世代型住み替え推進事業」の「総結集」という位置付け。主に、持ち家一戸建ての売却を検討するシニア世代の需要を見込んでおり、家事手伝いや住まいのトラブル対応、緊急時の駆け付けといったサポート体制を備えている。また、売却後の戸建て住宅に関しては、賃貸住宅や手狭な分譲住宅に居住していた若年層の入居を想定。沿線の若年人口増加につなげる狙いだ。
 地上7階建ての総戸数92戸で、専有面積は56.10平方メートル~92.34平方メートル。ペデストリアンデッキとつながる複合施設棟と共に、2013春に竣工する予定。なお、3月までは会員限定で販売を行う。
(http://www.tokyu.co.jp/)