シロアリ防除施工などを手掛けるアサンテ(東京都新宿区)が4月から公開している「シロアリ注意報」によると、今年も関東・東海地方を中心にシロアリの群飛(スウォーム)が始まったことが分かった。
「注意報」は、問い合わせ件数など同社の独自情報を基に、シロアリが羽アリとなって飛び立つ日を予測しホームページ上で知らせるもの。水まわりや家屋の北側など、湿気の多い個所でのシロアリの発生に注意を促す狙いだ。同社の営業エリアである宮城・山形県~関西エリアを対象に、「注意報」と「警報」に分けて発令する。例年、羽アリは4月末頃から7月初旬にかけて発生のピークを迎えるが、今年は桜の開花が遅かったことから、同社では「多少ずれ込むのでは」とみている。
「注意報」は1週間に1度を目安に更新する予定。