積水ハウス(大阪市北区)は4月8日、政府が2020年までに普及を目指す「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」を先取りしたゼロエネルギー住宅「グリーンファースト ゼロ」を発売した。高い断熱性と最新の省エネ設備で消費エネルギーを大幅に削減、太陽電池などの創エネでエネルギー収支ゼロを目指す。
政府は住宅のエネルギーゼロ化を推進しており、20年までに一次エネルギー消費量が概ねゼロとなるZEHを標準的な新築住宅とすることなどを掲げている。「グリーンファースト ゼロ」は、(1)20年の暮らしを先取りするゼロエネルギー住宅、(2)断熱性を30%向上、省エネ、創エネ、パッシブ技術でエネルギー収支ゼロを目指す、(3)HEMSを標準搭載、(4)健康で快適かつ自然と共生する暮らしで住まいを向上――を特長とし、「スローアンドスマート」な暮らしと、より安心で環境負荷の少ない社会づくりを目指すとしている。
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