日本ERI(東京都港区)は、家の燃費性能を評価するエネルギーパス制度の第三者認証サービスの料金を改定した。国土交通省による省エネ基準の見直しに伴うもの。見直し後の新基準(平成25年基準)を利用して、戸建て住宅の設計住宅性能評価や長期優良住宅認定の審査と併願する場合、料金を引き下げる。従前の1万5000円から5000円にする。旧基準(平成11年基準)を利用して計算する場合の料金は従前通り。
エネルギーパス制度は日本エネルギーパス協会(東京都港区)が普及、推進を図っているもの。建物の断熱性能や設備の効率を評価して、建物が年間を通じて快適な室内温度を保つために必要なエネルギー量などを表示する。日本ERIは14年1月から第三者認証サービスを本格的にスタートした。戸建てやマンションを対象に評価する。