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住友不、来春「京都住友ビル」に新商業施設「京都河原町ガーデン」

 住友不動産は、京都府京都市内四条河原町の京都住友ビル(1976年竣工)を「京都河原町ガーデン」として来年春リニューアルオープンする。同社が運営する関西地区初の大規模商業施設となる。
 京都住友ビルは、地上8階、地下3階。同社が会社設立時に保有していた3棟(東京住友ビル、神戸住友ビル、京都住友ビル)のビルの1棟で、同社にとって重要な意味を持つ。これまで大部分を百貨店に運営を委ねてきたが、今後は全館を直接同社が運営する。
 キーテナントには家電量販店チェーンのエディオンを選定。新型コロナウィルスの流行により、インターネットを介した購買行動が消費者に定着、拡大するなか、リアル店舗でしか味わえない買い物体験を提供したり、新たなライフスタイルを提案したりするという。従来とは異なる新たな魅力を発信し、地域の活性化に貢献する施設を目指す。