マンション・開発・経営

三井不、移動商業シェアリング事業を本格化

 三井不動産、ShareTomorrowは、「出店する場所」「車」「顧客基盤」をシェアして、顧客の身近な場所に出向く「シェアリング商業プラットフォーム事業」を「MIKKE!」(ミッケ)と名称決定し、東京湾岸地区より順次拡大する。11月20日(土)から、湾岸地区のマンション12区画、駐車場2区画、オフィスビル2区画、公園4区画において、食物販・物販・サービス10店舗(12月から16店舗に拡大)がキャラバン営業。今後は、22年春までに60区画・60店舗以上の稼働を予定しており、以降東京都内を中心に順次拡大する計画だ。

 「MIKKE!」(ミッケ)は、生活圏の近くにない希少性のある店舗を、車1台のスペースに年間500店舗以上が日々入れ替わり出店するもの。商業施設ともECとも異なる、新たな購買・サービス体験(第3の購買の場)を創出する。コロナ禍を契機に、居住地や職場、購買やサービス体験の選択が柔軟さを増していくなか、顧客の身近な場所に、新しいリアルの商品やサービスを届けることにより、新たなライフスタイルに合わせた、魅力的なコンテンツとの出会いを提供する