GHG(温室効果ガス)の排出量の算定から開示、削減までを支援するソリューション「zeroboard」を提供しているゼロボード(東京都港区)は、スタートアップ企業の資金調達で成長の確立段階に位置付けられる「シリーズA」ラウンドでのファーストクローズとセカンドクローズを合わせて、第三者割当増資で24・4億円を調達した。引き続き、サードクローズを予定しており、シリーズAの段階で約25億円を調達する見込み。設立以来、今回の増資で累計調達額は約27・5億円となる。
調達した資金は、事業の拡大に向けて、「zeroboard」のプロダクト機能の開発の加速化や、顧客伴走型で支援するカスタマーサクセスなどの専門人材の採用の強化、グローバルなプラットフォームを目指して海外展開に活用する。