GVA TECH(東京都渋谷区)は、同社で提供している契約書管理システム「GVA 契約書管理」の機能を、電子帳簿保存法に対応させて提供を始めた。
同システムは、生成AI(人工知能)技術を活用した「GPT―4」を搭載している。利用者は契約書をアップロードすると、自動で必要な項目を抽出し、管理台帳の作成や更新期限の通知を受けられる。抽出した項目は契約書に並べて表示し、取引先名や締結日、契約終了日などを一覧表示で確認しやすくなる。
今回の同法に機能対応したことで、ファイルのアップロード日時や削除日時が表示され、訂正削除の履歴が的確に確認できる。
紙の契約書をスキャンして取り込んだ際には、文字の解像度や色調を自動で確認し、要件を満たさない場合にはアラート表示する機能を追加した。
既にリリースした「管理項目への追加機能」では帳簿の相互関連性を保持できるようしており、これらの各機能によって同法に対応できる。