マンション・開発・経営

東京・世田谷で複合施設 不動産活用事業のアセット多様化 大和ハG

 大和ハウスリアルエステートは企業の不動産活用をサポートするソリューション事業として開発を進めてきた東京都世田谷区の複合施設「世田谷区船橋1丁目プロジェクト」を竣工、5月に開業する。

 小田急電鉄千歳船橋駅から徒歩2分に位置する敷地1551.86平方メートルの駐車場と戸建て住宅を、建築面積1049.96平方メートル・3階建ての複合施設に建て替えた。スーパーマーケット(マルエツ)や調剤薬局・診療所が入居を予定している。なお、同物件は既に事業用不動産として売却済み。

 同社が手掛ける企業の不動産活用をサポートするソリューション事業は、収益マンションなどの住居系不動産の供給が中心だったが、今回を機に、今後は街のにぎわいを創出する施設や、旺盛なインバウンド需要に応じた民泊施設、超高齢社会のニーズに応えるサービス付き高齢者向け住宅といったアセットの多様化を推進する方針だ。