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大東建託がUnitoへ追加出資 フレキシブルな住まいの共創を推進

 大東建託(東京都港区)は、オープンイノベーションを通じて自社の不動産アセットを最大限に活用するため、6月6日、Unito(ユニット、東京都目黒区、近藤佑太朗代表取締役)に追加出資した。両社は昨年3月、資本業務提携し協業を開始。今回の追加出資は、Unitoが展開する「住んだ日数分だけ家賃を支払う」リレントモデルの全国展開を支援し、フレキシブルな不動産利用を促進することを目的としている。

 Unitoは、調達した資金を用いて、全国主要都市での家具家電付きサービスアパートメントを加速展開し、加えて賃貸・宿泊予約に最適な予約・顧客管理システムを開発する予定。大東建託は、この協業を通じて、柔軟な住まいの共創を図り、不動産開発事業において、これまでのレジデンス、ヘルスケア、物流倉庫に加え、ホテルも含めた土地活用の幅を広げることを目指す。