90年代から開業率が下がり続けている。政府はいわゆる成長戦略の一環として2020年までに開業率を2倍に引き上げる政策を盛り込んだ。日本政策金融公庫の融資枠の拡大など創業時のハードルを下げる支援策のほか、自治体と連携した海外進出の支援組織なども整備する。しかし、かねてより〝1円起業〟など開業のハードルは十分下がっている。むしろ問題は、その後訪れる様々な山や谷を、どのように乗り越えていくかだ。開業後、安定した経営に向かうために必要なことは何か。探ってみた。
(フリーライター・佐藤 聡)
この記事は有料記事です。 残り 3695 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。
(※⼀部有料会員限定ページあり)