ヒノキヤグループは8月11日、20年12月期第2四半期の決算を公表した。売上高は4.6%減だが、営業利益と経常利益は増加し、当期利益は3億9600万円で55.7%の大幅な増加となった。
断熱材事業は、売上高は前年同期の微減(前年同期比0.1%減)だが、利益面はコロナ禍で世界的に需要が減少した影響で「アクアフォーム」の原材料のイソシアネートの価格が低下したため、営業利益は7億4600万円(同7.3%増)となった。
リフォーム事業は、引渡し後10年を経過した注文住宅オーナーへの定期点検を強化し、外壁改修をはじめとした保証延長工事等のリフォーム受注が増加。結果、売上高は15億7800万円(同5.4%増)、営業利益は1億900万円(同72.0%増)と牽引した。
ヒノキヤグループ
決 算 20年12月第2四半期
売上高 475億円 (△4.6%)
営業利益 12億円 (32.8%)
経常利益 12億円 (36.7%)
当期利益 3億円 (55.7%)
予 想 20年12月
売上高 1240億円 (5.4%)
営業利益 68億円 (8.5%)
経常利益 67億円 (7.5%)
当期利益 35億円 (48.3%)