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賃貸業者向けに家電サブスク パナソニック リノベ物件の入居者募集

 パナソニックは1月19日、賃貸住宅事業者向けに家電のサブスクリプション(定額課金)サービス「noiful(ノイフル)」を開始すると発表した。先進家電を提供し、その使い方やサポートをパッケージ化。更に物件紹介や内見、契約など諸手続きのDX化を推進し、物件オーナー、管理会社、入居者の利便性向上を図る。

 同サービスは「ノイフルROOM」と「ノイフルLIFE」の2つを展開する。「ノイフルROOM」は、物件オーナーや管理会社などの要望や物件の立地や間取りに応じて、最適な先進家電を月額制で提供。家電の設置や施工、入居者からの家電に対する問い合わせ、修理・交換、退去後の家電クリーニングは無償で行う。

 「ノイフルLIFE」では、物件オーナーの要望、物件の立地・間取りに応じて、先進家電にふさわしいリノベーションを行う。入居者の募集からアフターサポート、物件のメンテナンスにも対応する。

第1号物件は東京・駒込に

 同日、「ノイフルLIFE」を具現化した第1号物件「ノイフルベース駒込」(東京都北区中里)を発表した。同物件は築24年の既存物件をリノベーションしたもの。JR山手線駒込駅から徒歩4分。鉄筋コンクリート造の3階建て。

 2、3階の住戸に先進家電を用意しており、入居者の募集を開始した。間取りは1R(28m2)、1LDK(31m2)、1LDK(47m2)で、戸数はそれぞれ2戸。

 建物管理は野村不動産パートナーズが担当。入居者管理は野村不動産パートナーズとリノシーアセットマネジメントが担当。一般入居者の募集や契約では、イタンジが運営する賃貸情報サイト内に特設サイトを設置。オンラインでの内見予約、スマートキーによるセルフ内見、入居決定時のオンライン申し込みに対応する。