ソフトバンク(東京都港区)と、国立研究開発法人産業技術総合研究所は、『未来コア・デジタル技術共創ラボ』を21年12月に始動した。
社会課題の解決と経済発展を両立するため、都市をデジタル化させるスマートシティや仮想空間で高精度に現実空間を再現させる「デジタルツイン」などの次世代のデジタルインフラの構築で、各地や各主体が模索している。
同社は今回、最先端デジタル技術やグローバルで通用する次世代デジタルインフラの構築に寄与する研究開発を始める。デジタルツイン基盤を構築する『未来コア・デジタル技術連携研究室』を設置。初期の研究テーマでは3次元空間やその空間内での人の移動などを時間的・空間的に把握できる情報基盤(時空間情報基盤)を構築し、社会実装を目指す。新たな研究テーマを生み、発展するように検証する。更には、将来のデジタルインフラの構築を担う人材の創出にも取り組んでいく。