不動産クラウドファンディングサービス『COZUCHI』を運営するLAETOLI(東京都港区)と、黒川紀章建築都市設計事務所(東京都千代田区)は、建築家・黒川紀章氏の「メタポリズム思想」の代表作という、東京・銀座の「中銀カプセルタワービル」(写真)を〝デジタル空間〟内に保存する取り組みで協定を締結した。
同ビルは22年中に解体予定で、最新のテクノロジーによるデジタル再生方法と、設計図面やCADデータなどを基に、最適な形でデジタル保存できるよう両社で協議する。 既存建物規模は鉄骨鉄筋コンクリート造13階建て。72年築。総戸数142戸。丸窓を持つカプセルキューブ型ユニットの連なる外観などが特徴となっている。