インターネットイニシアティブ(東京都千代田区)と、NTTデータビジネスブレインズ(東京都港区)は、『GDPR(欧州EU一般データ保護規則)及び改正個人情報保護法について事例を交えてご紹介!』と題して、ウェブ閲覧者の情報を一時的に保存する〝Cookie〟(クッキー)機能などの取り扱いを考えるセミナーを2月に共催し、ウェブで配信した。
インターネットイニシアティブは、「海外の規制と整合させるため4月1日施行の改正個人情報保護法は、罰則の強化や個人情報保護委員会への通知義務、個人側には利用停止・消去権を与える。個人情報の取り扱いで個人の権利を広げて、事業者の責任を厳しく問う形に変わる」と説明。「自社ウェブ画面の最前面に〝ポップアップ〟表示して同意の確認を求める企業があるが法的な要請に加え、適切な対応で社会的責任を果たせば〝企業ブランドの価値〟が高まる」と厳格な対応にはメリットもあると解説した。
これらに適切に対応できるシステムとして、NTTデータビジネスブレインズは、同社が提供する、企業などのホームページを簡便に管理・更新のできる国産静的CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)『とんがりくんCMS』を紹介。「操作性よく、緊急時に即時にサイトの更新が可能。ワークフロー機能では編集者・承認者・公開者を確認でき、公開に至るプロセスの管理を適切にできる」と特徴などを説明した。