車両管理システムを提供するスマートドライブ(東京都千代田区)は、新プラン『SmartDrive Fleet Basic』の提供を7月に始めた。社用車を使う際の〝アルコールチェック〟の記録管理などを、スマートフォンだけで行える。道路交通法などの法令順守体制を的確に構築して強化もできる。
乗車前後でのアルコールチェックの記録管理のほか、運転日誌の作成、日常点検、車両予約などの業務をクラウドで一括管理でき、ペーパーレス化を図れる。アルコールのチェックに関しては、通信型・非通信型などのメーカーを問わず、手持ちの検知器を使って記録ができる。また、運転者の直行直帰に対応して顔写真を添付する機能や、電話やビデオ通話などの対面に順じた方法で的確に確認・登録のできる「リアルタイム証左機能」も用意している。
利用にはシガーソケットに挿入する専用機器を使う。購入する必要がなく、月額で利用できる。シガーソケット型機器、またはドライブレコーダーを「購入」すれば、同社の主力プラン『SmartDrive Fleet』の機能を使える。車両の位置情報の把握や動態管理機能、運転の〝クセ〟などを可視化する安全運転スコア機能などを活用できる。より一層の安全運転意識の向上策につながる。