パーソルプロセス&テクノロジー(東京都江東区)は、『テレワークでサボる人とサボらない人の違いとは? 寄り添うことで生産性とモチベーションはもっと上がる!』と題したウェブセミナーを7月に開催した。
同社プロダクト統括部MITERAS部の國吉真吾氏は、テレワークの働き方が選択肢に加わり、「当社グループ会社の調査では、出社の手間がなく、自身のペースで働き、モチベーションが高まるとの結果がある。テレワークは転職市場でも重要視され、導入企業の人気は高い」と説明。ただ、「経営層の理解を得られない従業員側の〝不満〟と、生産性の低下を危惧する経営層側の〝不安〟で相反している。そこで、就業状況を可視化する〝モニタリングチェック〟サービスが普及し始めている」と説明した。
その最新サービスの活用では、「厳しい監視は従業員のモチベーションを下げる。課題の帰属意識やコミュニケーション、疎外感を良好にするには管理する〝範囲〟を明確化すること」と説明。その場面に有用として、同社提供の業務管理・仕事可視化ツール『MITERAS』(ミテラス)を紹介。パソコンの稼働状況から「〝隠れ残業〟を防ぎ、偏りがちな業務負担を平準化できる。出社する人にも活用すれば、稼働状況を〝見える化〟できる。無駄に交通費を掛けてまで出社し、無為に時間を過ごしているだけなのかが判明し、社員や管理職の〝生産性〟が分かる」と導入のメリットを説明した。