野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)はこのほど、第三者機関の設備保証を始めとするサービスを開始した。同社と専任媒介契約(専属専任を含む)を締結した売主を対象とし、4種類の中から1つを選んでもらう。2013年3月末までを試行期間と位置付け、それ以降は利用状況などを見ながら改善していく。
マンションについては、設備の検査から補修、保証まで無償で提供するサービスを設定した。システムキッチンなどの設備について検査を実施し、不具合が生じている場合は1住戸当たり上限5万円(税別)の範囲内で補修する。適合判定を受けた個所と、補修によって適合となった個所について、引き渡し日から1年間、補修費用を最大10万円(同)保証する流れだ。なお、対象は1983年1月以降に竣工した物件に限定する。
戸建てもマンションと同様の流れで、雨漏りとシロアリ被害について検査・補修したうえで保証を付ける。設備は対象外。保証金額は、雨漏りが上限200万円(同)、シロアリが同50万円(同)。対象は、築20年以内の戸建てに限定する。
マンションについてはこのほか、売却前に水回りのクリーニングを実施するサービスを用意した。築年数は問わない。また、土地・戸建てについては法人顧客も対象に含め、境界・越境調査や仮測量図の作成を実施する。
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