三菱地所は5月9日、14年度から16年度まで3カ年の新たな三菱地所グループ中期経営計画を策定した。11年度から10年間の長期基本戦略(BREAKTHROUGH 2020) を策定しているが、その推進のための11~13年度中計実績を受けたもの。
新中計期間は、「企業価値向上を実現する3年間」と位置付けた。丸の内再開発の端境期にあり、利益面での向上は限定的だが、成長戦略分野に対しては厳選投資を継続し、将来の成長につなげる。一方で、投資回収を進め、資産の入れ替えを図りながら財務体質の強化を図る。それを実行し、持続的な成長を実現するために体制 整備を進める。