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舛添東京都知事 大丸有を現場視察 戦略特区で

 東京都の舛添要一知事は5月14日、国家戦略特区構想の実現をにらんで三菱地所が行っている大手町・丸の内・有楽町地区(大丸有地区)の取り組みを視察した。
  舛添知事は、大丸有のまちづくりや丸の内永楽ビル内にある東京都認証保育所、英語対応可能な医療サービスを行っている聖路加メディローカスなどを三菱地所側から説明を受けながら積極的に視察した。
 視察後、舛添知事は報道陣の取材に対し、「大丸有はビジネスの中心地で戦略特区に絶好のポイントだ。また、地元の皆さんが頑張り、エリアマネジメント団体が協議会を作ってしっかり運営していることが分かった。政府に対して出した特区の要求の中で、こうした団体に対し寄付金控除の税制優遇などを与えるよう要望している。とにかく、これからも現場を回り、地元の声を実際に聞いて特区に生かしていく」と国家戦略特区に対する持論を語った。