マンション・開発・経営

訪日客向け中長期滞在型ホテル事業を開始 コスモスイニシア

 コスモスイニシアは、東京・京都・大阪エリアを中心に中長期滞在型アパートメントホテルの開発・運営事業に乗り出す。客室は「和」を意識したデザインで、グループや家族連れの訪日外国人旅行者をメーンターゲットに据える。すでに計8棟分のホテルプロジェクト用地を取得済みで、このうち東京と京都の6棟をアパートメントホテルとし、中でも5棟は2018年に開業させる。
 客室数が40室程度の小規模なものから事業化する。コンセプトは「暮らすように滞在する」とし、1室40平方メートル程度が中心。寝室とリビング・ダイニング空間を全室に配置し、室内にはミニキッチンと食器、調理器具まで常備する。同社は今後、新規開発のほか、コンバージョン、地主に提案する土地有効活用策としての事業展開を予定している。