賃貸・管理

知って得する建物の豆知識 (96) 京間と江戸間 変幻するモジュール

 木造建築では基本の単位を、柱と柱の中心線を基準(芯々)にしています。その中心線の長さで、京間や江戸間と呼ばれるモジュール(寸法の基本単位)が決まり、自動的に畳のサイズも決まります。関東間は910ミリが基本単位ですが、これは1尺=303ミリに由来しています。3尺=909ミリを丸めて910ミリとしているのです。畳のサイズとしては柱寸法をマイナスしますから、柱寸法が120ミリの場合、畳は1760ミリ×880ミリとなります。

この記事は有料記事です。 残り 832 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»