不動産流通特集 可能性を秘めた中古市場 拡大する中古住宅市場 =10年で1.5倍規模、今後も続伸へ=
景気回復への期待や金利の先高感を背景に住宅需要が拡大する中、13年の不動産流通市場は、「立地」と「価格」の両面で新築の分譲住宅よりも中古住宅が選好されるケースが目立った。取引件数と価格共に上昇し、中古市場が大きく伸びた1年だったと言える。今回の特集では、一般消費者と投資法人の購入の動きにスポットを当て、中古住宅流通市場の動向をリポートする。そして、同市場の活性化に向けた官民の取り組みとその効果の2つの側面から13年を振り返り、14年の市場を展望する。 (一般財団法人日本不動産研究所 曹 雲珍)
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