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住まい・暮らし・文化
造る 未来 (1) 賃貸市場に吹く風 カスタマイズの最高峰へ
業界は未来を展望するのではなく創造すべきである。例えば賃貸住宅市場は420万戸の空室を抱える一方、公営住宅の応募倍率が全国平均5.8倍になるなど需要と供給との間に大きなミスマッチが生じている。つまり、所得に応じて選ぶことができる良質な賃貸住宅が不足している。どうすればユーザーニーズに応える賃貸住宅が供給できるのか。国も住宅政策の軸足をようやく持ち家から賃貸へと移し始めたようだ。今こそ賃貸住宅業界は賃貸の魅力を積極的にアピールするときである。「これからはローン返済額並みの家賃で、あなたにピッタリの賃貸住宅に住めます!」と――。