優良ストック住宅推進協議会(阿部俊則会長=積水ハウス会長)は8月27日、現在取り組んでいる「スムストック中期計画(18年度~20年度)」の19年度(19年7月~20年6月)の活動状況を取りまとめた。
19年度実績としてスムストック成約数は、4.5月に新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大きく減少、6月は前年を上回ったものの1674棟(前年度比3.8%減)と、初めて前年度を下回った。また、スムストック住宅販売士数は、前年度より144人増(前年度比2.2%増)と着実に増加し、累計で6623人となった。
19年度の主な取り組みでは、認知度向上を目的に三大都市圏におけるテレビCM「いい家は、つづく。」の放映や、テレビCMと連動させたホームページの拡充(web広告・動画の積極展開)を行った。
また、住宅金融支援機構との業務提携では、フラット35(中古住宅用)の申し込み手続き簡素化、スムストック住宅販売士による点検・合格で融資が利用可能になるなどの競争力強化を行ったほか、住宅総合展示場を利用した共同イベントの開催、地域交流会主催のオーナーズイベントの積極的な開催などを実施した。