物流・不動産テック企業のイデアロジー(東京都新宿区)は、物流施設オンライン検索契約システム『ア・ソコ』の運営を1月26日に開始する。 物流施設を借りたいユーザーと、貸したいオーナーをつなげる。日本全国の大型賃貸物流施設(延べ床面積1万m2以上)約1000物件を地図上でベータベース化した。ユーザー向けに独自開発したAI(人工知能)により、最適な物件の提案や比較分析レポートを提供し、オンライン契約までを無料で支援する。
今後は、延べ床面積1万m2以下の物件や、現状で公表や許諾を受けて掲載している不動産開発会社、投資家、J―REITが保有している物件以外にも、順次に、事業会社や物流会社が保有している施設も追加していく。更には、VR(仮想現実)内覧や、現地内覧日の調整、見積もりの依頼から契約の締結で電子署名などを利用できるようにするほか、施設運営の最適化システムなども提供していく。