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スタイルポート モデルルーム調査 「VR」使ってみたい

 住宅業界向けに3D(3次元)コミュニケーションプラットフォーム『ROOV』(ルーヴ)を提供するスタイルポート(東京都渋谷区)は、「モデルルーム見学」に関する実態調査の結果をまとめた。コロナ禍中に来場して、居住用の新築マンションを購入した111人を対象に、7月上旬にインターネットで調査した。

 見学先の件数は「3~4件」、購入したマンションのモデルルームの見学回数は「3~4回」で、それぞれ全体の半数を占めて、最も多い回答だった。実際に現地を訪問した理由は複数回答可で、「天井高や奥行きのサイズ感をリアルで確認したかった」が58.6%と、回答者が最も多い。

 現地で新生活を具体的に想像できたかを聞くと、構成比で91%が「イメージがわいた」と回答。ただ、「実際に購入する内装などと状態が異なる」ため、想像しづらかったとの回答もあった。そのため、同79.4%はインターネットでも検討中の物件情報を集めていた。更には、時間や場所に制約のない「VR(仮想現実)サービス」があれば使ってみたかったとの回答は同89.2%に上ることが分かった。