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高層マンションでハイサッシ 長谷工が新工法

 長谷工コーポレーションが、高層マンションのバルコニー側窓へのハイサッシの採用などを可能にした新工法を開発した。2012年2月の開発以降、15階建て以下の物件を対象に導入していた「Be-Next」の高層化を実現したもの。「Be-Next」で採用していた、高さを抑えて幅を広げた扁平ばりを改良して、バルコニー部分もはりの役割を果たす幅広扁平ばりにすることで、20階建ての高層案件まで適用可能にした。階高の上昇による事業収支への負担をかけることなく、約2.2メートルのハイサッシを可能にする。今後、ディベロッパーに「Be-Next II」として提案していく。

 なお、「Be-Next」は2013年10月17日現在、29物件約6000戸(設計中などを含む)に採用されている。