スマートロックと不動産管理サービスを開発提供するライナフ(東京都千代田区)は4月13日、企業業務のアウトソーシングを受託する「BPOサービス」の提供に乗り出した。ITツールの導入が遅れる不動産管理会社で社員が出社しなくても、リーシング業務ができるように体制の構築と支援を行う。
新型コロナウイルス感染症の拡大の防止に、テレワーク(在宅勤務)などの対応が増えている。その際にITツールの活用が想定されるが、スムーズに導入できない不動産管理会社をサポートする。
同社提供の物件確認をAI(人工知能)の24時間365日対応で自動化するサービス『スマート物確』のほか、内覧の予約から鍵の受け渡しまで、すべてウェブで自動管理できると共にセルフ内覧を叶えるサービス『スマート内覧』などや、各種のITサービスを組み合わせて対応する。
これらの最新技術の活用により、委託する側の不動産管理会社の業務フロー上の課題を洗い出し、最適な形でコンサルティングする。同社もテレワークによって支援する。