DX推進を支援するSS Technologies(東京都千代田区)は、クラウドサービスの活用による不動産企業の人事や経理、総務部門のバックオフィス業務の自動化を考える『賃貸管理斡旋会社の生産性向上セミナー』を21年12月23日に開催し、ウェブで配信した。
講師で、各種バックオフィス業務のデジタル化サービス『マネーフォワード クラウド』シリーズを提供しているマネーフォワード(東京都港区)事業推進本部九州・沖縄支社長の中村亮氏は、「中小企業を中心に、給与計算や経費精算などに際し、表計算ソフトでの集計やデータ入力・転記の手間、社内外とのデータ共有などに課題感がある。クラウドサービスのデジタル技術は、これらを容易にし、自動でデータのバックアップもできる」と解説した。
同社が提供するクラウドサービスでは、「会計・財務や人事・労務、電子契約までの各領域向けのサービスを連携させて活用できる」と説明。導入企業の事例として、関西エリアの30人以下規模の工務店や、関東エリアの50人以下規模の建築設計事務所では、バックオフィス業務の課題を解消して業務の効率化を実現していると紹介した。
