WealthPark(東京都渋谷区)と、スマサテ(東京都目黒区)は、両社のシステム連携や、不動産管理会社向けの提案の協業に向けて、2月1日に業務提携した。それぞれが持つ、オーナー向けアプリ・不動産管理会社業務支援システムと、AI(人工知能)賃料査定システムを融合し、DX支援に取り組む。
現在、WealthParkは、不動産オーナーと不動産管理会社をつなぐ業務支援システム『WealthPark ビジネス』を提供している。毎月の報告書類をオンライン化して、コミュニケーションを向上させ、分析データに基づく提案業務の実現を支援している。また、スマサテは、AI賃料査定システムの『スマサテ』を提供している。約750万件の賃貸住宅賃料のビッグデータに基づく事例物件情報の確認や、市場データを添付した査定レポートの作成を可能にしている。
今回の両社のシステム連携により、不動産オーナーと不動産管理会社の〝つながり〟づくりが一層容易になるのに加え、入居者募集に際しての〝客観的なデータ〟に基づく募集賃料を的確に査定して提案できるようにする。
導入企業が『WealthPark』の管理画面からすぐに、『スマサテ』へ移行できる形で連携システムを開発する。既に『WealthPark』には、プライスハブル(スイス)提供のAI賃料査定機能も実装している。今回の『スマサテ』との連携も合わせることで選択肢を増やし、利便性を高める。