不動産賃貸DXサービスを提供するGMOReTech(東京都渋谷区)は、実際に業務で活用する『朝日不動産に聞く・オーナーアプリ活用術』と題して、物件オーナーの満足度の向上策を考えるセミナーを5月に開催し、ウェブで配信した。
GMOReTechは、20年12月から、物件オーナーと的確に円滑につながり、賃貸業務のDX化を叶える『GMO賃貸DXオーナーアプリ』を提供している。同アプリを現場業務で活用している朝日不動産(富山県富山市)常務取締役の近藤祐平氏は、当日のセミナーで登壇し、「物件オーナーに毎年アンケート調査を実施した結果、3年連続して、当社業務の報連相(報告・連絡・相談)の評価項目が低かった。その改善策を考えて、フォロー体制も充実している同アプリを選んだ」と導入した背景を説明。活用を始めると、「当社では、物件オーナーは地主よりも、普段は会社員の投資目的が多い。従前の他社のコミュニケーションツールと比べ、効率化を実現して、物件オーナーにとって使い勝手がよく、的確に情報を共有できる」と同アプリの有用性を紹介。「履歴の確認が容易で、社内の情報共有が手間なく、適切になった。見積書や画像もチャット機能で送信できる。進ちょくの管理に負担がない。蓄積した情報を生かし、生産性の向上にも役立てていきたい。継続して利用するほどに、一層便利に感じられるツールなのではないか」と紹介した。