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セミナー 組織マネジメント リンクアンドモチベーション 指導者の役割とは 

 リンクアンドモチベーション(東京都中央区)は、『退職理由の5割を占める職場環境を改善!〝マネジャー育成〟に欠かせない4つの視点とは』と題して、組織マネジメントのこれからを考えるセミナーを7月7日に開催し、ウェブで配信した。

 同社マネジャーの山中麻衣氏は、「退職理由で、建て前ではない〝本音〟を聞くと、評価に納得できない、上司と合わないなど、マネジャーのスキル次第で改善できる点が多い。離職を防ぐ組織のマネジメントとマネジャーの育成が欠かせない」と指摘した。

 マネジャーの役割は、「組織のハブ(結節点)になる能力を持つこと。ビジョン・戦略・PDCA(改善行動サイクル)・メンバー、の4つの視点のマネジメントの実行が重要。部下を一方的に評価せず、部下の自己認識を踏まえて、やりたい・やれる・すべきことを正しく傾聴し、把握する機会を設ける。合理的な目的性を持った、数値などの〝具体的な基準〟を設定するなどして〝見える化〟と〝見せる化〟を行うこと」と説明。更に、「〝顧客価値〟につながらない無駄を見極めて〝やめる決断〟もする。最も大切なのは、単純な目標達成の行動ベースの視点でなく、マネジャーの〝経験〟に基づき、仕事を遂行する〝意義〟を伝える。それがエンゲージメント(深いつながり)の高い組織になる」と解説した。これらの実践に有用なツールとして、同社の組織改善クラウドサービス『モチベーションクラウド』を紹介した。