武蔵野大学工学部建築デザイン学科の金政秀教授と、日本工業大学建築学部建築学科の樋口佳樹教授は、電力使用量のデータをAI(人工知能)などで分析する共同研究に基づき、単身高齢者の見守りシステム『みまワット』の特許を7月に出願した。
スマートメーターで計測した電力使用量データを活用して、在室状況を確認できる。AIが熱中症や睡眠などの生活変調を分析し、異常を検知するとアラートで通知する。家族などに安否確認の電話やメールで知らせる。東京都住宅供給公社と実証実験しており、今後、都営住宅などで同システムを普及させていく。