スリール(東京都文京区)、リンケージ(東京都中央区)、カオナビ(東京都港区)は、『女性活躍推進からはじめるダイバーシティ&インクルージョン その実践のポイントとは?』と題して、これからの〝人的資本経営〟の実現を考えるセミナーを8月に共催し、ウェブで配信した。
スリールの堀江敦子氏は、「女性の仕事と子育ての両立だけでなく、背中を押す視点も必要だが、一足飛びにはできない。女性活躍の基盤が全体に影響する。多様な人材をマネジメントし、変革を続けなければ企業の成長はない」と指摘。また、「公平な対応が連帯感を生む。人は経費ではなく、投資する資本。人が利益を生む。心地よく働ける環境をつくり、それを社内外に発信すれば多様な人材が集まり、定着する」と解説した。
リンケージの夏目萌氏は、「現状の企業では、女性特有の健康管理の対策があまり取られていない。健康問題による社員の離脱防止が重要」と説明。同社提供の働く女性の健康支援サービス『FEMCLE』(フェムクル)を紹介した。また、カオナビの青柳歩氏は、「新たな施策の推進には負担が偏らない仕組みづくりが大切。継続的な施策の改善や実行では、人材情報の〝見える化〟がそれらを支える」と説明。同社提供のタレントマネジメントシステム『カオナビ』を紹介した。