清水建設(東京都中央区)、ブルーイノベーション(東京都文京区)、オムロン ソーシアルソリューションズ(東京都港区、以下・オムロン)は、加賀市医療センター(石川県)の施設内で、病院の設備と複数のロボットを連携させる清掃・案内・配送などのサービスを実証導入した。
建築設備やIoT機器などを容易に相互連携する清水建設のソフトウェア「建物OS」を軸に、各種サービスロボットなどを統合制御する清水建設のシステムのほか、複数のロボットなどを遠隔・目視外で自動制御・連携させるブルーイノベーションの統合プラットフォームを用い、オムロンの配送や清掃用ロボットと組み合わせた。セキュリティ付き自動ドアなどとも連動し、ロボットが病院内を円滑に移動できるようにした。
導入によって人手不足を補い、非対面ニーズに応え、人とロボットの複合業務体制の有効性が分かった。今後3社はほかの建物でも実証導入し、新しいまちづくりや地方創生モデル構築を推進する。
