総合 売買仲介

本紙調査 2025年度上期 売買仲介実績 手数料収入7割が増収 〝二極化市場〟で法人・投資家がけん引

 全国の不動産流通会社の2025年度上期(4~9月期)の売買仲介実績が出そろった。本紙アンケート調査では主要38社から回答を得た。手数料収入を増やしたのは28社(約74%)で、うち二桁増は12社(約32%)。実需市場は、価格高騰の影響から一部の都市部・マス層では買い意欲の鈍化がうかがえる一方、富裕層や法人・投資家ニーズが全体市況を下支えする〝二極化〟の様相を強めている。上位勢では法人・プロ向け、大型案件の比重も高まっている印象だ。足元の取引は堅調だが、今後金利上昇局面が進めば、実需層を中心に停滞感が強まるリスクも意識されている。

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