インフォコーパス(東京都目黒区)は、商業やイベント施設など、街全体の感染症対策をクラウドで管理できるソリューション『スマートシティ感染症対策統合プラットフォーム Sensor Corpus IC(Infection Control)』の提供を10月1日に始める。
二酸化炭素濃度をセンサーで検知する感染症対策が注目されている。ただ、遠隔地から、複数箇所のセンサーを包括的に一元管理しづらい課題がある。新サービスは飲食店や学校、観光地、商業施設に設置した検知センサーのデータを事業者や管理者が統合的に収集して分析できる。導入した事業者は、その結果に基づき、換気などの注意を施設スタッフや来場者に促せる。
更には今回の新サービスをプラットフォームとすることで、温度や湿度、騒音などの各種の検知センサーのデータと連携。それらを自治体と共有すれば、最新技術を活用する街全体のスマートシティ化の施策づくりに生かせる。