テレニシ(大阪市中央区)は、飲酒検査クラウド管理システム『ホワイト安全キーパー』を開発し、2月1日に提供を始めた。安全運転管理者や、社用車を持つ事業所など向けとして、安全運転管理業務の円滑化を支援する。
4月1日施行の道路交通法施行規則の一部改正により、乗用車5台以上または乗車定員11人以上の自動車1台を使用する事業所の安全運転管理者の業務で、「アルコール検知器検査の義務化」が規定される。これに合わせて、飲酒運転撲滅を目的に開発した。
既に同社が提供している総合クラウド点呼システム『IT点呼キーパー』シリーズのサービスの1つとして追加した。新サービスを導入する企業は、白ナンバーの自動車運転者のアルコールチェックの実施と、その記録管理の自動作成、クラウドによるデータの一括管理が可能になる。
今後同社では、対応機器やシステム機能の拡充、外部システムとの連携も強化するなど、安心安全な運転の管理業務の支援を一層図っていく。