高島ロボットマーケティング(東京都千代田区)と、ディジタルメディアプロフェッショナル(東京都中野区)は、『郵便物自動仕分けシステム』を共同開発した。協働ロボットとAI搭載3D(3次元)カメラを活用し、オフィスの省人化や省力化を支援する。
現在、日々大量に届く郵便物に対応するため、バックオフィスの従業員が出社を余儀なくされ、部署や個人への配布に手作業で対応している。これら単純作業から開放され、より生産性の高い業務に集中できるようにするニーズが高まっている。またロボットは少子高齢化の人手不足、働き方改革や非対面ニーズの高まりによるリモートワークの拡大など、オフィス内での活用も広がり始めている。
そこで両社は今回、新たなシステムとして、高島ロボットマーケティングが取り扱うデンマーク製の協働ロボットと、ディジタルメディアプロフェッショナルの画像認識システムやAI文字認識ソフトウェアを組み合わせ、共同で開発した。郵便物の形状や文字、コード、企業ロゴをAIで判定し、システム内で自動で仕分けする(イメージ図)。ロボット本体や周辺機器はレンタルでも対応している。