イトーキ(東京都中央区)、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区、以下・NTTCom)、NTTドコモ(東京都千代田区、以下・ドコモ)は、ニューノーマル(新常態)時代の「リモート」と「リアル」の〝ハイブリッド〟な働き方に際して、コミュニケーション上の課題解決に向けた検証を始めた。6月30日までの実証実験を通じて働く場所が異なる社員同士でも〝雑談〟を生み出し、社内のコミュニケーションを活性化できるのかを検証する。
イトーキが開発した什器に、NTTComのオンラインワークスペース『NeWork®』(ニューワーク)と、ドコモの法人向け共通認証ID『ビジネスdアカウント』を組み合わせた、新たなコミュニケーションサービス『office surf(TM)』(オフィスサーフ)を活用する(イメージ写真)。
ログイン情報の新規登録やウェブ会議の設定手続きなどの手間がない。リモートとリアルの2つのオフィス空間をつなぎ、会話ができるようにする。リアルな空間で働く人は、すき間時間などにオンラインワークスペースに行ってリモートワーク中の人と、一方、リモートワークで働く人は、あたかもリアルなオフィスにいるかのようにオンラインで会話や相談ができる。
離れた場所の環境でも、社員同士がコミュニケーションを図れるよう、快適な「働く環境」づくりに取り組む。