ライナフ(東京都文京区)は、国土交通省が推進している「非接触・非対面型のBto C 配送実証事業」の事業者に選ばれた。同社では、集合住宅のオートロックエントランスの解錠デバイス技術などを用いて、非接触・非対面型の〝置き配〟に関わる実証と検証を一層深めていく。
インターネット通信販売の利用者が拡大し、荷物の「再配達」が社会課題になってきた。同社は、解決策の「置き配」の普及に力を入れ、オートロックのマンションでもデジタル技術で入館して玄関先まで配達できる環境整備を提案。不動産管理ソリューション『ライナフスマートサービス』を展開し、21年から物件オーナーや不動産管理会社向けに『置き配withLinough』の提供を始めた。
オートロックマンションを解錠する同社提供のスマートエントランス『NinjaEntrance』(ニンジャエントランス)の活用は、1000棟超に広がっている。