クラウド型の人事労務ソフトを運営するSmartHR(東京都港区)は、先進事例から学ぶ『ペーパーレス入社手続きの進め方』を解説するセミナーを21年12月16日に開催し、ウェブで配信した。
同社プロダクトマーケティングマネージャーの後藤栞氏は、「社会状況の変化で、1人当たりの生産性の向上と現行業務の効率化が必須になっている。働き方改革や人材の流動化で採用競争は激しい。外国人や女性、ミレニアル世代など、多様な人材に対応する新たな組織づくりが重要」と、現状の背景を説明した。
そこで、従業員が入社手続きなどで提出する各種書類の〝ペーパーレス化〟が組織の改革に向けた第一歩になり、「効果が見えやすい事項から小さく取り組む。書類をデジタル化すれば、その後の〝活用〟でも生かしやすい」と解説。同社運営のクラウドサービスでは、「社員自身がオンラインで情報を入力できる。管理者は、人事評価の場面などのデータ分析を通じて〝人材マネジメント〟などに生かせる」と特徴を紹介した。
