OPSION(大阪市北区)は、22年秋をめどに、新たなコンセプトによるメタバース(仮想空間)オフィス『AZITO』の提供を始める。仮想空間で会議やイベントなどを行うことができる。また、会話をするだけで、同社独自のトークンを取得できる。
同社ではすでにメタバースオフィス『RISA』を提供しており、これを順次に『AZITO』へ移管する形で提供する。従前のサービスは、体験や仕掛けにエンターテイメント性を持たせ、オンライン会議や画面共有などの基本機能のほか、一般的な仮想オフィスに比べ、アバター(分身)やモーション(動作)もユニークな仕様としている。
今回、アバターをNFT化(デジタル鑑定書など)して販売するなど〝メタバース時代〟に合わせた機能刷新の必要性に着目。今夏に一定機能を備えたクローズド・ベータ版を提供する。同社が発行販売するNFTアバターを保有した上で会話すると時間に応じて『AZITO』の独自トークン(デジタル証券など)を獲得できるようにする。
このトークンは『AZITO』で今後開設する取引市場での交換や暗号資産にも変換できるようにする。従前の『RISA』と同様、会議や画面共有などの基本機能は継続して実装させる。