札幌、仙台のオフィスビル空室率がやや悪化にとどまる 三鬼商事調べ
三鬼商事が1月9日に発表した札幌、仙台ビジネス地区オフィスビル最新状況によると、12月の札幌・仙台のオフィスビ空室率はともに前年同月比でわずかながらの悪化にとどまった。
札幌ビジネス地区のオフィスビル空室率は12.54%(前年同月比0.99ポイント悪化)、平均賃料は9092円(同233円下落)だった。2003年は、新規供給量が11年ぶりに延床面積3万坪を超え、既存ビルの募集面積が急増した。2003年春ごろから大型供給の影響が一段落し、2002年に比べリストラの影響も少なかったため、空室率はにわずかな悪化にとどまった。2004年の新規供給は駅前東西地区で1棟あるのみで、テナント企業が前向きに移転を検討する動きも出てきており、市況が改善されることが期待される。
仙台ビジネス地区の空室率は13.14%(同0.66ポイント悪化)、平均賃料9543円(同278円下落)。2003年はリストラに伴う支店撤退や館内縮小の動きが2002年に比べ落ち着いたため、若干の悪化にとどまった。2004年の新規供給は中型ビル1棟だけの予定で、大型需要が出てくれば2003年に竣工した大型ビルも高稼働すると見られる。



