都心5区のオフィスビルの空室率が3カ月連続改善 三鬼商事調べ
三鬼商事は12月11日、11月末時点の東京ビジネス地区のオフィスビル空室率を発表した。それによると、東京都心5区のオフィスビル平均空室率は小幅ながら、3カ月連続で改善し、空室率の悪化に歯止めがかかっている。
都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷区)の平均空室率は前年同月比1.15ポイント悪化の8.37%だった。大型新築ビルの募集状況が好調なことに加え、好条件の大型既存ビルでも入居や成約が進んだため、改善幅は小幅ながらも3カ月連続の改善となった。
大型新築ビルの空室率は同25.63ポイント改善し、7.79%だった。今年はオフィスビルが大量に供給されたが、オフィス需要が堅調だったため、多くのビルで満室や高稼働が見られた。大型既存ビルは同1.94ポイント悪化の8.40%。新築ビルの大量供給の影響から、募集面積が急増した。
都心5区の平均賃料は同6.90%下落の1万7987円。割安感のある好条件のビルが増え、オフィスの合理化を検討するテナント企業の動きが出てきたため。新築ビルは2万4886円(同5.51%下落)、既存ビルは1万7766万円(同7.24%下落)だった。



